ふくおかカイゴつながるプロジェクトNEXT2024 お礼

 

2018年にはじめた「ふくおかカイゴつながるプロジェクト」は、福祉業界が一体となって介護・福祉の魅力を伝えるためのものでした。6年間、コロナ禍でも続けてきた私たちは、福祉現場、学生、行政が協力し、イベントを通じてカイゴの魅力を発信してきました。

今年で7年目を迎えた「ふくおかカイゴつながるプロジェクト」に、「NEXT」という新たな名前には、今後の新たに取り組む活動への意志と覚悟を示しています。

答えの一つは、高校の探究活動とのコラボレーションです。日常生活や社会の中にある問題について、その本質を自ら探り、本当の姿を見究めることを目的とする探究学習。この探究活動で介護をテーマにした高校生と一緒に、介護の魅力を探り、そこから導き出されたアイデアを実現する取り組みを行いました。今年は福岡西陵高等学校の1年生が「総合的な探究の時間 アイデア屋」の授業に参加し、そこで考案されたアイデアを実現しました。その一つとして高校生が作成したポスターは福岡市営地下鉄の中刷り広告として掲示されました。この活動を通じて、高校生たちは福祉や介護についての理解を深め、「カイゴは3Kの仕事」というイメージを見直す機会となりました。

2月23日の「ふくおかカイゴつながるプロジェクトNEXT2024」は、福岡市役所西側ふれあい広場からソラリアプラザ1階ゼファに場所を移して開催されました。齋藤ふみさんと介護福祉士を目指す学生たちのトークセッションや、福岡西陵高校1年生による探究学習発表、小学生が描いた「高齢者が元気・笑顔になれる絵」の展示と表彰式、「わたしたちから発信!発進!かいごのみりょく」 をテーマに企画・制作した動画放映などが行われました。その他、介護レクリエーション体験や盲導犬との触れ合いなどもあり、約950名が参加しました。

 これからも培ってきたつながる力を活かして、福祉・介護の魅力を発信してまいりたいと思います。

 今後とも「ふくおかカイゴつながるプロジェクトNEXT」へのご支援をよろしくお願いいたします。

 

                            ふくおかカイゴつながるプロジェクトNEXT

                            実行委員 一同